「育てにくい子」と共に生きる

発達障害の長男と共にたくましく生きていくため、日常をつづりたいと思います。

「毎日かあさん」に垣間見えるもの

私は出産前から西原理恵子さんの本/漫画が好きで、よく読んでいました。息子が生まれてからは「毎日かあさん」の肩の力の抜けた、でも愛情を注いだ育児の様子に何度勇気付けられたか解りません。そこに描かれる息子君の様子に「男の子って多かれ少なかれこんな感じなんだろうな」と共感しながら、「遊びに夢中だとトイレに間に合わない」「漢字がマス目からはみ出しまくり」「説教しても宇宙との交信が始まってしまう(聞いていない)」「道路の向こうに見えたものに気を取られて車を気にせず横断しようとする」とか、「そうそう、あるある」と思いながら読んでいました。

でもね、周りを見渡してみると、どうやら男の子ならみんなそうではなく、特に就学以降でこういう状況なのって、かなり「特性」っぽいというか。もちろん西原さんのお子さんが発達障害だと言っているのではないですよ。全部実話ってわけでもないだろうし。でも、「毎日かあさん」に描かれている男の子には、発達障害の子を育てる母として、かなり「あるある」を感じ共感するのは確かです。

そのお子さんも「毎日かあさん」の最終巻の中ではすっかり大人びてしっかりして自分の道を歩き始めた。これまた実話とは限りませんが、うちの息子もいつか同じようにしっかりと好きなこと見つけて歩んでいってくれればなぁ・・・と思います。 

お徳用 毎日かあさん 1+2巻

お徳用 毎日かあさん 1+2巻