「育てにくい子」と共に生きる

発達障害の長男と共にたくましく生きていくため、日常をつづりたいと思います。

習い事と発達障害

うちの息子は発達障害だと解るまでに、水泳・体操・サッカー・ロボット教室を全て短期で辞めています。友達がなかなか出来ないので学校以外の居場所を作ってあげたかったのと、体の使い方が下手だし体力を付けて欲しくてやらせた運動ですが、学校だけで精一杯で通う心身の余裕がなく連れて行こうとすると泣き叫んで嫌がるようになったり、サッカーでは他の子とボールを追っているうちにどうしても体が接触することがあり、そこから癇癪を起こしてしまったりで断念。

これだけは続けて欲しいと思っていたロボット教室を辞めたときはショックでした。初期費用もかかり、月謝も高かったけど、息子の得意なレゴブロックを使って輝ける場所・得意分野で人とつながれる場所をと思っていたので。お決まりの癇癪で「絶対行かない!」が何回か続いて断念しました。あーあ。

それからは児童デイのみ行かせて習い事はやらせていません。

最初は飛びつくけれど、すぐに飽きるし何かちょっとした気に入らないことがあると行かなくなるのが身に染みてわかりました。もちろん、最終的には先生次第なんだろうなと思います。理解してくれ受け入れてくれる先生が居れば何とかなるかも。でもなかなかそういう方は居ないし、難しい。習い事に関しては何度も悲しい思いをして、今でもその習い事の場所を車で通ると、思わずため息が出ます。

でも、障害だとわかったから、「他の子は楽しそうに通ってるのになんでうちの子は・・・」と思い悩むことはなくなりました。だって障害だから。しょうがないです。そういう特性なんだから。児童デイも最初は「日曜も行きたい!」というぐらい楽しんでいたのです。でもやはり毎日だと疲れたり飽きたり最初に宿題をやらないと遊べないシステムに憤っていたり、山あり谷ありです。なかなか楽にはさせてもらえない(笑)

でも、それも特性だから、しょうがない。そうやって山あり谷ありしているうちに年齢と共に落ち着いてきているところも少しはあるし、遠い先に、わずかでも希望を見出しながら歩いていくしかありません。一喜一憂せず、落ち着いて対応して、そのストレスは別のところで(ここもその一つ)発散して、なんとか母親やっています!